母が働いていた普通の会社に、アルバイトで、とても派手なおねぇさんが入社したそうです。
母は50代後半、おねぇさんの年齢は20代前半。見るからにちょっと芸能界やファッション業界、はたまたクリエイティブ系な業界の人かな?と思わせる迫力のあるそのおねぇさんをみて、母は世代も違うし、雰囲気も違うから、普通に接しておくだけにしておこう、と思ったそうです。
しかし、働き始めてみると、このおねぇさんが非常に人懐っこくてかわいい性格で、何事にも一生懸命に取り組む人だと分かり、母はすっかりこのおねぇさんと仲良しに。そうこうするうちに、おねぇさんが実は普通の事務員さんではなくて、本当はファッション業界に就職したい人だということが分かったそうです。
「本当は私、パタンナーになりたいの」そうおねぇさんから告白されて、母は「あら、じゃぁなればいいなじゃない?」と軽く行ってのけたそうですが、おねぇさんいはく、「あんまり求人がないのよ」。でも母は私の読み古しの求人誌や、サイトで一生懸命にパタンナーのお仕事を探しては、おねぇさんに紹介していました。
「もう応募期限すぎてるよー!!」なんていわれても、母が「大丈夫。ちょっとずうずうしく応募してみなさいよ」と背中を押して何件か応募させた事もあります。
そしてとうとう、おねぇさんはパタンナーとしてある会社に採用される事になったのです。
母は自分の娘が就職したかのように大喜び。おねぇさんも母に大感謝。それを見ていてふと私はアパレルの求人を探し続けてて、よかったね、、、、と思ったものです。